爪水虫の予防・対策に関するよくあるご質問
A1爪水虫の爪に手や足が触れても、放置せずにしっかりと洗い流せば、うつることはないと考えられています。
爪水虫の原因菌である白癬菌(はくせんきん)は、皮膚や爪などについた状態が24時間以上、足に傷がある場合は12時間以上続くと感染するとされています1,2)。足水虫(あしみずむし)や爪水虫の方と同居している場合は白癬菌に触れる機会が多くなるため、同居していない人と比べると感染しやすくなります。足や手を清潔に保つよう心がけるとよいでしょう3)。
- 1)二宮 淳也. J Med Mycol. 41(1); 5-9, 2000.
- 2)井出 真弓ほか. J Med Mycol. 40(2); 93-97, 1999.
- 3)森下 宣明ほか. J Med Mycol. 45(4); 247-252, 2004.