生産・物流
Production and Distribution
生産体制
八王子工場
充実の設備とグローバルな生産体制を備えた基幹工場
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1961年の操業開始以来、生産の中核を担ってきた八王子工場は、
約2万5,000m2の敷地を有し、ドリンク剤生産ラインや軟膏棟、製剤棟、アセス製造棟などの施設を配置しています。新製品の投入や市場の変化に対応するため、生産ラインの拡充とシステムの充実を積極的に推進。また、生産拡大に対応するため、新製造棟の建設も予定しています。新製造棟はグローバルGMPに対応した生産ラインとなる予定です。2022年3月に化粧品の製造に関する品質・安全性に関する国際規格の「ISO22716」を取得しました。
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かずさ工場
ITを駆使したフルオート設計の次世代工場
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千葉県の緑豊かな研究都市にあるかずさ工場は、最新テクノロジーを集結した次世代のハイテク工場です。内用液剤棟と外用剤棟の生産施設は、ITを駆使したフルオート設計で、工場全体が一つの巨大なロボットのように自動制御されています。「ナザールスプレー」の販売拡大に対応するため、2021年12月に新しいラインを導入するなど、積極的に設備投資を行っています。

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台湾工場
信頼性の高い製品づくりを担う海外の世界基準の生産拠点
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台湾工場では、八王子工場と同一機械、同一管理を導入しています。定期的に日本国内の品質管理課でダブルチェックが行われ、信頼性の高い製品づくりを実現しています。2014年には世界的な品質管理基準であるPIC/S-GMPに適合。2022年に更新の許可を取得し、成長するアジア市場に向けた生産拠点として稼働しています。
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物流体制
全国に広がる安心・安全で確実な物流ネットワークと
最先端のソフトウェアを備えた物流拠点
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佐藤製薬には、札幌・仙台・東京・大阪・沖縄の5か所に流通センターがあります。業務のDX 化により迅速な配送だけでなく、配送物に関するトレーサビリティも充実しています。また、廃棄物のリサイクル、太陽光発電など、環境に配慮した取り組み、GDPガイドラインへの対応をはじめ、セキュリティの強化、個人情報保護など、物流の世界標準を目指しています。
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日々変化する物量に対応することを可能にしているのが自動ピッキングシステムです。一番大きな施設である東京流通センターでは、注文1件あたりの処理スピードは30秒かからないほどです。また、すべての施設には保管温度の監視装置が導入されており、一定の温度を超過するとアラートが発せられるシステムになっています。