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マメ科キバナオウギの根を乾燥したもの

オウギ（黄耆）とは、古代中国の薬書によると、黄色い、補気薬の最も代表的なものという意味があります。また『耆』には、「徳のある長者」という意味もあり、確かな薬効への畏敬の念も込められ、名づけられたと言われています。

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牛の胆嚢もしくは胆管中に生じた結石を乾燥したもの

ゴオウを初めて薬として用いたのはインドだと言われています。日本に上陸したのは奈良時代の頃。当時は万能薬のような効果の高さから、宗教的な崇拝を受けるほどだったそうです。解熱作用などを有するため、栄養ドリンク剤に配合されることも多くなりました。

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マタタビ科マタタビの果実の虫こぶ

マタタビは一部のネコ科動物を興奮させる作用がありますが、ヒトに対する効果は穏やかで、古くから民間療法に使われてきました。マタタビの語源は、疲れ切った旅人がマタタビの実を食べて疲れを癒し「また旅」に出たという説など諸説あります。

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ミツバチの咽頭腺から出る分泌物

1日に約1500〜2000個の卵を毎日産み続ける女王バチのパワーの源は、食料となるローヤルゼリー。ビタミン・ミネラルをはじめ、様々な有効成分が豊富に含まれています。ローヤルゼリーの需要は年々増え続け、医薬品や食品だけでなく、化粧品にも応用されています。

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ウコギ科ウコギ属の根皮または幹皮を乾燥したもの

エレウテロコックはロシアでの呼び名。1960年代に科学的検証が行われ、ストレス環境への適応力を高めることや集中力・耐久力の向上にも関係していることがわかりました。現在では、ストレスに強い体質を作ることから、宇宙食にも応用されています。

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ウコギ科オタネニンジンの細根を除いた根

ニンジンの活用の歴史は古く、国四大奇書のひとつである『西遊記』の中にも登場しました。日本では、756年に東大寺に献納され、現在も正倉院御所に残っています。日本での「オタネ」の名は、将軍から授かった「お種」に由来すると言われています。

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バッカクキン科フユムシナツクサタケが産生する子実体およびその寄主である昆虫の幼虫

中国では、宮廷内など上流階級の人々だけに珍重されてきた幻の薬草。名前の由来は、虫からキノコが生えた姿を見た人が「冬は虫になり、夏は草になる」不思議な生き物だと認識したことから。驚くべき生命力の宝庫であるトウチュウカソウですが、最近では高い抗酸化作用なども注目されています。

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ウコギ科オタネニンジンの根

原生薬であるオタネニンジンの栽培期間は約6年。大地の栄養を限界まで吸収させるため、連続して同じ土地で栽培することができません。中国では不老長寿の霊薬として尊ばれ、学名には「全ての病気を治療する万能薬」という意味のギリシャ語が用いられています。そのオタネニンジンを特別な製法で最高級品に仕上げたものがコウジンです。