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ニュースリリース

2025年3月

経口抗真菌剤「ネイリン®カプセル100mg」の日本におけるコ・プロモーションについて

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 佐藤製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤誠一、以下 佐藤製薬)、エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)は、佐藤製薬が製造販売する経口抗真菌剤「ネイリン®カプセル100mg」(一般名:ホスラブコナゾール、以下 本剤)に関する日本におけるコ・プロモーション契約に基づくコ・プロモーションを2025年3月31日をもって終了いたします。また、同時に佐藤製薬とエーザイは2025年4月1日から2026年3月31日までを移行期間として、エーザイが本剤のプロモーション活動と佐藤製薬への業務の移管を行う新たな契約(以下 本契約)を締結したことをお知らせします。

 本剤は、日本において、2018年7月より佐藤製薬が販売を行い、両社によるコ・プロモーションを行ってきましたが、コ・プロモーションの終了および本契約の締結により、移行期間を経て、2026年4月より佐藤製薬が単独でプロモーションを行うこととなります。また、佐藤製薬は本件に関連して、エーザイに一時金を支払います。


ホスラブコナゾールについて

 ホスラブコナゾールは、エーザイが創製した新規の経口抗真菌剤です。ホスラブコナゾールは、主活性成分であるラブコナゾールの溶解性や生体内利用率を向上させたプロドラッグであり、ヒトに投与すると速やかにラブコナゾールに変換されます。ラブコナゾールは、真菌細胞の膜成分であるエルゴステロール生合成を阻害することにより、抗真菌作用を示します。
 日本では、本剤について、エーザイが独占開発および商業化を許諾した株式会社セレンファーマが佐藤製薬と爪白癬に対する開発を進め、2018年1月に佐藤製薬が製造販売承認を取得、2018年7月より「ネイリンカプセル100mg」として発売しています。アジア・オセアニア*においては、2024年7月に佐藤製薬とエーザイは、佐藤製薬が真菌性疾患に対する開発および商業化を行うことに関するライセンス契約を締結しています。

*ASEAN10カ国、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、台湾

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