平成27年9月
外用爪白癬治療剤「SKN-08」の並行販売に関する契約締結のお知らせ
佐藤製薬株式会社(本社:東京都港区、社長:佐藤誠一、以下佐藤製薬(株))と株式会社ポーラファルマ(本社:東京都品川区、社長:稲岡靖規、以下(株)ポーラファルマ)は、外用爪白癬治療剤「SKN-08」につきまして、並行販売契約を締結いたしましたのでお知らせ申し上げます。
「SKN-08」は、イミダゾール系抗真菌剤を含有する新規の外用爪白癬治療剤であり、(株)ポーラファルマが製剤開発を行い、佐藤製薬(株)が爪白癬患者を対象とする第3相試験を実施して製造販売承認申請を行いました。この契約締結により、「SKN-08」の製造販売承認取得後は、佐藤製薬(株)と(株)ポーラファルマの2社が共に情報提供活動及び流通に携わります。
「SKN-08」の製造販売承認の取得により、爪白癬の治療に新たな選択肢を提供することができるものと期待しており、佐藤製薬(株)と(株)ポーラファルマは協力して、患者様の治療に貢献してまいります。今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
爪白癬について
爪白癬は、手足の白癬が進行し、爪の間に白癬菌が侵入して、爪自体が白癬菌に感染した状態となる真菌感染症です。日本における爪白癬の有病者数は約1100万人と推定され、もっともよくみられる爪の病気です。これを治療せずに放っておくと、爪は肥厚して局所での圧痛を引き起し、日常生活に支障をきたすケースもあります。また、他の指にも爪白癬が拡大したり、家族などにも感染が広がる可能性も高いため、早期治療が必要です。