平成21年10月28日
医療用抗ヘルペスウイルス成分「ビダラビン」配合
口唇ヘルペス再発治療薬『アラセナS』新発売
佐藤製薬(社長:佐藤誠一)では、医療用抗ヘルペスウイルス成分「ビダラビン」を配合した口唇ヘルペスの再発治療薬『アラセナS』(第1類医薬品)を11月16日から新発売いたします。
『アラセナS』は、持田製薬株式会社(社長:持田直幸)が、医療用医薬品で「帯状疱疹、単純疱疹」での適応を持つ抗ウイルス剤「アラセナ‐A軟膏3%」をスイッチOTC医薬品として開発した口唇ヘルペスの再発治療薬です。有効成分「ビダラビン」は、口唇ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルスの増殖を抑え、口唇ヘルペスの症状を軽減するなど、発症から治癒するまでの期間を短縮する働きがあり、医療用の局所性抗ウイルス剤市場においてトップの売り上げシェアを誇ります。「アラセナS」は、この医療用医薬品と同濃度となる3%の「ビダラビン」を含有し、1日1〜4回の使用で優れた効果をあらわします。再発治療薬として、「ピリピリ、チクチク」という前駆症状から、「赤み、水ぶくれ、痛み」など発症期の症状や回復期の症状まで7日〜2週間程度の口唇ヘルペスの各段階のどこからでも使用できるほか、特に早期の使用で治療までの期間を短くすることができます。
本年6月に改正薬事法が施行され医薬品販売制度が改正されたことにより、『アラセナS』はスイッチOTC医薬品として第1類医薬品に分類され、今後セルフメディケーションを担う重要な製品として位置づけられます。弊社では、店舗での情報提供のためのツールや薬剤師向けの説明会の実施など、適正使用のための支援を充実させてまいります。
また、発売にあわせて、『アラセナS』WEBサイト(http://www.sato-seiyaku.co.jp/arasenas/)を開設して、製品情報の提供と口唇ヘルペスの啓発を行うなど、生活者に向けた情報提供も積極的に行ってまいります。今回、『アラセナS』を発売することで、今後も積極的なスイッチOTC医薬品の開発に取り組み、専門性の高い製品の提供を行ってまいります。
商品名 | 口唇ヘルペス再発治療薬 アラセナS(第1類医薬品) |
---|---|
商品特長 |
|
発売年月日 | 2009年11月16日 |
成分・分量 (1g中) |
ビダラビン 30mg 添加物として、ワセリン、流動パラフィンを含有します。 |
効能 | 口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る) |
用法・用量 |
1日1回〜4回、患部に適量を塗布する。 (唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布する) |
税込価格 | 2g 1,418円(1,350円+68円(税)) |