平成17年8月
塩酸リドカインの徐放性顆粒(特許出願中)採用の患部に長く留まるDDS坐剤
痔の痛み・かゆみ・はれ・出血に
「リナロンL」新発売!!
佐藤製薬(社長:佐藤誠一)では、痔疾治療薬「リナロン」シリーズより、患部に長く留まることにより、集中的に痛みを緩和し、1日1〜2回で効果を発揮する「リナロンL」を8月22日より新発売いたします。
約170億円の市場規模をもつ痔疾用剤の中でも、坐剤の市場は約3分の1の割合を占め、DDS(ドラッグ・デリバリー・システム、以下省略)の剤型を使用しているのが約2分の1と半分近くを占めています。そこで今回、佐藤製薬で坐剤として初めてDDSの剤型を採用し、さらに、塩酸リドカインの徐放性顆粒を配合した痔疾治療薬「リナロンL」を新発売いたします。
DDSとは薬効を最大限かつ安全に発揮させる目的で設計される新しい投与システムのことで、1.薬物吸収の制御、2.薬物放出の制御、3.標的指向の制御の主に3つの目的で設計されています。「リナロンL」はこのDDSの考え方から生まれた静止型坐剤で、水溶性高分子(アクリル酸デンプン)が水分を吸収して膨潤し、患部付近に長く留まり1日1〜2回で効果をあらわします。さらに徐々に溶け出す「徐放性顆粒(特許出願中)」を採用し、時間差で塩酸リドカインが溶出することにより患部をじっくり治療します。また、塩酸プレドニゾロン(抗炎症剤)、ジフェンヒドラミン(鎮痒作用)、アラントイン(組織修復作用)、酢酸トコフェロール(血行促進作用)、塩酸リドカイン(局所麻酔剤)の5つの有効成分が痔の痛み、はれ、かゆみ、出血をおさえます。いぼ痔の痛み・はれに、硬い便などが原因で起こるきれ痔や痔にともなうかゆみや出血におすすめです。
痔疾治療薬「リナロンシリーズ」は、敏感な痔の患部をきめ細かい泡でやさしくケアするムースタイプの肛門清拭剤「リナロンムース」やステロイドの吸収を高めた基剤で、痛み・かゆみを早く取る外用痔疾用薬「リナロン痔軟膏」、塩化リゾチームを配合した内服用痔疾治療剤「内服用リナロン」に、リドカインの徐放性顆粒配合のDDS坐剤「リナロンL」を加えることで、より一層の充実を図ってまいります。
商品名 | 痔の痛み・かゆみ・はれ・出血に リナロンL |
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商品特徴 |
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発売年月日 | 2005年8月22日 | ||||||||||
成分・分量1個 (1.75g)中 |
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効能 | きれ痔(さけ痔)・いぼ痔の痛み・かゆみ・はれ・出血の緩和 | ||||||||||
用法・用量 |
下記の1回使用量を肛門内に挿入します。
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税込価格 |
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