平成１７年６月
日本医薬品直販メーカー協議会・新会長に佐藤誠一就任のお知らせ
佐藤誠一（佐藤製薬社長）が、日本医薬品直販メーカー協議会（略称：直販協）第４０回総会において会長に選任されましたのでお知らせいたします。
日本医薬品直販メーカー協議会は今年で設立４０周年を迎えます。当協議会は薬局・薬店に直接医薬品を提供するメーカーの団体であり、会員４２社でOTC全体売上の４０％を占めています。小売店と直結した営業形態を生かして、国民の健康維持増進、一般用医薬品の振興に尽力しています。
現在、薬事法改正をはじめ、医薬品の販売制度の見直しなど様々な薬事制度改革が実施されています。また、少子高齢化の問題や保険医療費の増大、国民の健康に対する意識の変化など、一般用医薬品の大きな変革期を迎えており、また、行政においては、全ての国民が健やかで心豊かに生活できる活力のある社会とするために、「健康日本２１」と題し、２１世紀における国民健康づくり運動を実施しています。
会長就任に当たり、このような活動が国民のセルフメディケーション推進に寄与することを願うところですが、生活者や店頭の情報をいち早く取り入れ、機能・品質・安全性において、よりニーズにあった一般用医薬品を提供できるような環境をつくるために努めます。
また直販協が進めてまいりました「セルフメディケーションの推進と薬局・薬店等の活性化」を継承し、日本製薬団体連合会ほか関連団体との連携をとりながら、より具体的に実現できるように積極的な対応と適正使用のための情報提供やGMP、流通、教育、消費者対応など、一般用医薬品を取り巻く諸問題に対しまして、委員会活動を通じて検討を継続し、行政等への意見・要望を行うなど、会員会社の意見を反映させた当協議会のプレゼンスを向上します。今後も時代の変化に即した対応を図り、国民の健康増進、大衆薬市場の活性化、ならびに当協議会参加企業の発展のために歩んでまいりたいと考えております。