<報道関係各位>
平成12年5月
西の一大流通拠点に!
大阪流通センターの規模拡張計画がスタート
佐藤製薬は、規制緩和による販売ルートの拡大、医薬部外品ドリンク剤などの出荷数増大に対応するため、3月より大阪流通センター(大阪市西淀川区)の規模拡張計画がスタートしました。拡張計画は2001年6月の本格稼動をめざし、2000年8月より工事着工の予定です。
新しい大阪流通センターは地上3階建て、延床面積約2,330m2(154%拡張)の建物にスケールアップし、またこの規模拡張と同時に、すでに東京流通センターで稼動している自動ピッキングシステムを導入する予定です。1998年8月より稼動している東京流通センターの自動ピッキングシステムは、それまで手作業で行っていた3ラインを完全自動化した1ラインに統合し、受注から、ピッキング作業までをコンピュータで管理したシステムです。また、ケース、ボール、ピースなどすべての形状に対応できるという、極めて優秀な出荷ロボットであり、このシステムの導入により1店舗約11秒という速さで受注伝票の処理が可能になりました。このような全ラインのオートメーション化によって作業の迅速化をはかり、また、出荷効率、精度が上昇し、ロットの多少や出荷時間の要望などお客様の細かなニーズにも即時に対応していく事ができるようになりました。今回、大阪流通センターにもこの自動ピッキングシステムを導入、さらに福岡流通センター、名古屋流通センターを統合し、西日本全域をカバーする一大流通拠点とする計画です。同センターに導入されるシステムは、待機ラインの格納数で東京比約5倍となるのをはじめ、これまでの実績を生かして大幅なレベルアップが図られています。