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皮膚用薬の効果的な使い方~はじめての皮膚ケア~
「ステロイド」
「ノンステロイド」って?
かゆみに対する塗り薬には、ステロイド性抗炎症成分の入った「ステロイドの塗り薬」と、
ステロイド性抗炎症成分が入っていない「ノンステロイドの塗り薬」があります。
ステロイドは、もともと体内にある物質で、過剰に起きた炎症を抑える働きがあります。
皮膚に塗ると、炎症をよく抑えてくれますが、正しく使わないと、皮膚萎縮、毛のう炎などの副作用が起こることもあります。
ステロイドの使い方には、3つのポイントがあります。
種類の選択
ステロイドは、その強さによりランクが分けられています。
患部の部位や状態、使用者の年齢に合わせて使い分けることがおすすめです。
塗る量
軟膏やクリームの場合は、人差し指の第一関節の長さに出した量が両てのひら分の適量にあたります。
使用期間
炎症が収まるまでは、1日2回ほど数日間続けることが効果的ですが、長期間の使用にならないように症状が収まったら使うのをやめましょう。
お薬を使っても症状が良くならない場合や、悪化した場合は使用をやめ、皮膚科専門医を受診しましょう。
炎症やかゆみを抑えるだけでなく、患部を保護する成分、治りを促進する成分などが入っているものもあるため、かゆみ以外にもお困りの際におすすめです。