塗り薬の剤形

皮膚用薬の効果的な使い方～はじめての皮膚ケア～

塗り薬には、軟膏・クリーム・ローションなどの剤形があります。
お薬の十分な効果を得るためには、患部の状態に合った剤形を選ぶことが大切です。

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剤形	軟膏	クリーム	ローション※溶液性
基剤	ワセリンなどの油性成分	油性成分と水性成分の混合	エタノールなどの水性成分
刺激性	少ない	軟膏に比べて強い	軟膏に比べて強い
長所	保護力が高い保湿作用が高い	べたつきやテカリが少なく使いやすい	伸びがよく、塗布しやすい
短所	べたつきやテカリが気になる	汗や手洗いで流されやすい傷やジュクジュクした状態には使えない	液がさらさらしているので、湾曲部には塗布しにくい傷やジュクジュクした状態には使えない
このような患部に	傷があるジュクジュク　カサカサいずれの状態にも	カサカサした状態テカリが気になる部位に	カサカサした状態頭皮などの毛の生えている部位

かゆみの悪循環を止めるためには、
塗り薬などで早めに対処することが
おすすめです。